Nov 28, 2008

「ブルー・オーシャン戦略」



久々の更新です(汗
TOEICの勉強やら引越しやらで・・・(言い訳!!

さて今回は、新しい戦略の切り口であるこの本。
まずいままでの20世紀的競争、戦略を「レッド・オーシャン」と位置づけている。この位置づけに自分の会社での戦略を思い出し、ギクリとする。そのような、どんぐりの背比べ的な世界から、広くて敵のいない世界へ漕ぎ出そうというのが、本書での提案。


まず挙げられているのが「アクション・マトリクス」、「戦略キャンバス」である。増やす-減らすの項目と付け加える-取り除くの項目で、製品・商品のメリハリをつけて、他の競争相手とは違う戦略キャンバスを描いていこうという考えである。完璧なレーダーチャート(大きな○)を目指すのではなく、尖ったチャートを目指す。さらにいえば、競争のカテゴリーを超えたところで展開する。

また本書の特徴的なところは、そのブルーオーシャン戦略を実行する上での障壁とその対策にも言及しているところである。要は、影響力のあるところから攻めましょう、味方にしましょうということである。QCのパレート図における優先項目から片付けましょうという感じに似ている。

最近レビューから離れていたので全くうまく書評が書けないが、トラディショナルはものとは切り口が違うのが読んですぐに分かった。21世紀、さまざまな企業が健全に生き残るのに必要な考え方「他人と違うことで、なおかつ消費者が喜ぶことをやろう」ということが書かれた本。