Dec 10, 2008

「マネジメント エッセンシャル版 基本と原則」P.F.ドラッカー


紹介するまでもない、「賢人」ドラッカーの著作を諸所抜粋したもの。長い時間をかけて、少しずつ読んできた。非常に密度の濃い内容・文体であるため、そこら辺のビジネス実用書のようなザックリした読み方ができない。

仕事、組織、マネジメント等様々な点について言及しているが、読んでいて個人的に著者の「気」を感じた部分を少し。

1 マネジメントは常に、現在と未来、短期と長期を見ていなければならない。

2 組織の目的は、凡人をして非凡なことを行わせることにある。
天才をあてにするな。

3 何が正しいかだけを考え、
誰が正しいかを考えない。

4 学ぶことのできない、
後天的に獲得することのできない、
始めから持っていなければならない資質がある。
才能ではない、真摯さである。



仕事のみでなく、「人生」に対する心構えが得られる。

Dec 1, 2008

『アイデアのつくり方』



『ザ・プロフィット』の中で紹介されていた、アイデアの醸成に関する本。ちょい大き目の手帳サイズで、本としては非常に小さく、薄い。でも中身は濃い。

アイデアという名の「世の中を変える、新しい組み合わせ」を生み出すのに法則やコツはあるのかな??という問いかけに、広告に携わってきた著者が答えていく内容。

まとめてしまうと、
1 豊富かつ正確な資料集め
2 ひとつひとつを調べる、理解する、加工する
3 意識的・無意識的問わず、いろいろ組み合わせる
4 完成したら、それを実行する、試してみる
である。

このように抜書きすると身も蓋もないが、実際はより含蓄に富んだ文章で書かれているので、読んでいるだけで「世の中は実はシンプルかも」と感じられる。

シンプルに考えるのは、アイデアを生み実行するための、最高の土台。(←これは自分の意見)


・・・でも、これと同じようなこと説いている本に自分は出会ったことが・・・外山滋比古『思考の整理学』の内容と、デジャヴしました。あくまでも自分の感想ですが。皆さんもぜひ。

Nov 28, 2008

「ブルー・オーシャン戦略」



久々の更新です(汗
TOEICの勉強やら引越しやらで・・・(言い訳!!

さて今回は、新しい戦略の切り口であるこの本。
まずいままでの20世紀的競争、戦略を「レッド・オーシャン」と位置づけている。この位置づけに自分の会社での戦略を思い出し、ギクリとする。そのような、どんぐりの背比べ的な世界から、広くて敵のいない世界へ漕ぎ出そうというのが、本書での提案。


まず挙げられているのが「アクション・マトリクス」、「戦略キャンバス」である。増やす-減らすの項目と付け加える-取り除くの項目で、製品・商品のメリハリをつけて、他の競争相手とは違う戦略キャンバスを描いていこうという考えである。完璧なレーダーチャート(大きな○)を目指すのではなく、尖ったチャートを目指す。さらにいえば、競争のカテゴリーを超えたところで展開する。

また本書の特徴的なところは、そのブルーオーシャン戦略を実行する上での障壁とその対策にも言及しているところである。要は、影響力のあるところから攻めましょう、味方にしましょうということである。QCのパレート図における優先項目から片付けましょうという感じに似ている。

最近レビューから離れていたので全くうまく書評が書けないが、トラディショナルはものとは切り口が違うのが読んですぐに分かった。21世紀、さまざまな企業が健全に生き残るのに必要な考え方「他人と違うことで、なおかつ消費者が喜ぶことをやろう」ということが書かれた本。